2024 .3.6

海外で実績多数!ホットなODU AutomotiveのEV充電用コンタクトをご紹介

 

走行中に二酸化炭素を排出せず環境にやさしいEV (電気自動車) は、自動車業界でも注目を集めていますが、EVがより普及するには充電インフラの整備が欠かせません。EVの充電方法は一般的に「普通充電」と「急速充電」の2種類ありますが、現状、普通充電を利用した場合は充電に最短でも3時間程かかってしまいます。家庭で充電する場合はまだしも、パーキングエリアなど外出先で充電する場合には短時間での充電が求められることが多く、今後はより高速/超高速に充電できるインフラが必要になります。実際に、日本でも充電ステーションの高速/超高速化に対応していく動きが見られます。今回のコラムでは、EV充電に最適なODUのコネクタソリューションをご紹介したいと思います。

 

いま求められているEV充電に最適なコンタクトシステムとは?

EVの高速充電には大電流と高電圧の両方の条件を満たす必要があり、使用されるケーブルの径も太くなるため、それに対応できる専用コネクタが重要になることは十分にご理解いただけるでしょう。

 

弊社で取り扱っているドイツのコネクタメーカーODUの関連会社であるODU Automotiveの高速充電用コンタクト (ピン)「ODU TURNTAC®」(以下、TURNTAC®) は、すでに大手の海外自動車メーカーで多数採用されています。たとえば、海外ではTesla、BMW、YURA、Boschなどの有名な自動車メーカーおよび自動車部品メーカーでEVの高速充電用コネクタにTURNTAC®が使用されています【★写真1】。

 

【★写真1】ODU Automotiveの高速充電用コンタクト (ピン) 「ODU TURNTAC®」。海外の自動車メーカーで多数の実績をもつ。

 

ヨーロッパでは、EV用充電器メーカーでTURNTAC®がコネクタに採用されています。その大きな理由として、TURNTAC ®が最大着脱回数1万回を保証しており、EV充電に求められるコネクタ着脱回数をクリアしている点にあります。また、ODU Automotiveの製品は性能面とコスト面で優れているため、多くのお客様に注目されています。

 

EVの高速充電でTURNTAC®が使われる部分は、給電ガンのコネクタです。EVコネクタは「リバースジェンダ (逆芯) 」と呼ばれ、感電を避けるためにオスとメスのピンの配置が通常とは逆になっています【★写真2】。

 

【★写真2】リバースジェンダ (逆芯) 。通常とは逆に、給電する側がソケット、給電を受ける側がプラグになっている。

 

TURNTAC®は、銅合金を削り出して作られているため堅牢です。加えて製造に手間がかかるスリット加工を施している点も見逃せない点です。これにより接触面が広がり、EVへの急速充電に欠かせない大電流供給へ対応が可能になります。また、EVの充電は屋外で行われるため通常のコンタクトでは泥や埃が奥に残ってしまうことがありますが、スリットを入れることで自然とこれらを外へ逃がす構造になっています【★写真3】。

 

【★写真3】ODU TURNTAC®はスリット加工を施しているため、接触面が広く、泥や埃もたまりにくい。

 

対応電線サイズとして、高速充電に求められる70sq ~ 95sq (スケア) のシリーズがあり、多彩なケーブルアセンブリと終端ソリューションもご用意しています。TURNTAC®は世界各地において実績があるため、これまでODUのコネクタを使用したことのないお客様にも安心して導入していただけます。

 

実は盲点!? ODU-MAC®の「Blue-Line」がEV給電プラグに最適な理由

もう一つ、EV用コネクタとしてご紹介したいのが、ODU-MAC®の「Blue-Line」です。本製品の詳細は別コラムをご覧ください【★写真4】。

 

【★写真4】ODU-MAC®の「Blue-Line」。最大50mm2の大電流用コネクタはEV給電装置に最適。近日超高速充電向けの120mm2製品を発売する予定。

 

このBlue-Lineは、EV給電装置やインバータなど、生産ラインの試験用コネクタ (プラグ) として、すでに国内でも採用されています。本製品も着脱回数1万回をクリアしており、回転させながら確実な勘合が可能なスピンドルロック式を採用していたり、オプションで多彩なケーブルアセンブリにも対応するといった特徴があります。

 

しかし、それだけでなく、特筆すべき大きなメリットがあるのです。それはEV給電装置のプラグ側が、日本/アメリカの6sq/AWG10で同じ仕様で共用できることに加え【★写真5】、欧州の6mm2でも利用できる点です。これにより、給電装置側は世界各国で共通レセプタクルが使用できるようになっています。

 

【★写真5】日本/アメリカの6sq/AWG10だけでなく、欧州の6mm2にも利用できるため、共通レセプタクルになる。

 

従来まで、EV生産ラインで給電装置を試験する際、日本/アメリカ仕様からヨーロッパ仕様に変更するケースでは、設計が異なるプラグ形状を判断し、端子台などに直接付け替えて接続していました。そのため配線を間違える可能性もありましたが、Blue-Lineを採用し共通レセプタクルにすることで、このリスクを回避できるようになります。

 

ODU-MAC® Blue-Lineは、現状ではケーブルサイズが50mm2までの対応となっていますが、日中共同開発のEV用急速充電規格「ChaoJI (チャオジ) 」がCHAdeMO 3.0として規格化されたことを受け、このような高出力対応が可能になる超高速充電規格ChaoJI (CHAdeMO 3.0) に対応する新製品として、120mm2の製品も開発中ですので、是非ご期待ください。詳細につきましては、弊社のODUプロダクトマネージャー、日高までご連絡いただければ幸いです。

 

コラムで紹介されている製品の製品ページはこちら

ODU TURNTAC®

 

ODU-MAC® Blue-Line

 

資料ダウンロード

ODU AutomotiveのEV充電用コンタクトをご紹介しているパンフレットです。ご興味をお持ちのかたはこちらよりダウンロードしてください。

 

ODU-MAC® Blue-Line 電源コネクタのパンフレットをご用意しておりますので、こちらよりダウンロードしてご覧ください。

 

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