デバイスとクラウドの接続用 IIoTゲートウェイソフトウェアThingsPro Edgeシリーズ

デバイスとクラウドの接続用 IIoTゲートウェイソフトウェア

ThingsPro Edgeは、お客様のビジネスニーズに合わせて、エッジコンピュータを安全で信頼性の高いIIoTゲートウェイに変換するIIoTゲートウェイソフトウェアです。運用テクノロジ (OT) 側のシステム管理者は直感的なWeb GUIを使用した継続的な運用を保証し、一方、ITの開発者はRESTful APIを使用したIIoTゲートウェイデバイスの設定、監視、および効果的な制御を行うことができます。ThingsPro Edgeには次のような機能も搭載されています。

●Modbusポーリングエンジンと操作が簡単なWebベースのUIで産業現場に設置したエンドデバイスからデータを取得

●クラウドアプリケーションでのModbusデバイスデータをMQTTブローカに簡単に転送

●テレメトリデータをクラウドにアップロードする設定可能なデータ転送を実現

●メッセージグループ、カスタムペイロード、JSONベースの設定可能なスキームを活用したクラウドアプリケーションに対応

●WANへのフィールドデバイス接続を処理するネットワークマネージャ

システムアーキテクチャ

パブリックおよびプライベートのクラウドプラットフォームを統合

●Azure IoT Device、AWS IoT Core、Sparkplug、MQTTクライアントをサポート

●Azure Direct Methodなどのクラウドポータル経由でリモートデバイス管理に対応、デバイスの再起動や設定更新が可能

●RESTful API呼び出しのMQTT入出力トピックをサポート

効率的な センサ to クラウド データ転送

●エッジデバイスからデータ取得しタグ付きデータをクラウド接続アプリケーションに公開するModbusマスター

●デバイス to クラウドのメッセージをキャッシュしクラウドに送信するポリシー定義

●取得したデータをクラウドプラットフォームに公開するメッセージフォーマットのカスタマイズ

デバイスマネジメント

●GPS設定やセルラー強度信号などのリソース消費やデバイス設定を監視するダッシュボード

●keep-aliveチェックとデフォルトのルート優先順位をサポートし、継続的なネットワーク接続を保証

●デバイスにリモート接続するWi-Fiアクセスポイントモードでトラブルシューティング

●システム設定のインポートとエクスポートでバックアップまたはゴールデンサンプル作成

セキュアな設計と堅牢なOTAアップグレード

●IIoTゲートウェイのセキュリティを強化するセキュアブート機能とTrusted Platform Module (TPM)

●Over-the-Air (OTA) アップグレードでソフトウェアとデバイスのファームウェアを最新の状態に維持

●アップグレードパックの整合性とアップグレードに失敗したロールバックメカニズムイベントを保証するレジューム機能

バッチプロビジョニング

IIoTゲートウェイのバッチ設定およびプロビジョニング用のThingsPro Proxy (TPP)
※TPPはMoxaのWebサイトからダウンロードしてWindows 10環境にインストールできます。

●ThingsPro Edgeのインストールをサポート

●ソフトウェアのアップグレード、クラウドの登録、デバイスの設定などデバイスのプロビジョニングを容易に実行

主な特長

• クラウドプラットフォームのフィールドデータを準備するための包括的なデバイスデータ処理
• 人気のクラウドプラットフォームであるAzure、AWS、Sparkplugに対応した組み込みSDK
• デバイス設定のリモート監視とデータのビジュアル化を可能にするWebベースGUI
• 安全で堅牢なOTA設計によりIIoTゲートウェイへの継続的な接続を確保
•RESTful APIによる既存の機能を拡張やITサービスとの統合
•プロビジョニングツールでMoxa IIoTゲートウェイをバッチ構成

本体