10/100Mbps 組み込みモジュール シリアルデバイスサーバMiiNePort E1 シリーズ

10/100Mbps 組み込みモジュール シリアルデバイスサーバ

Moxaの組み込みデバイスサーバMiiNePort E1シリーズは、最小限の統合作業でシリアルデバイスに高度なネットワーク接続を追加したいユーザー向けに設計されています。
MiiNePort E1は、Moxaの第二世代SoCであるMiiNeを採用した10/100 Mbpsのイーサネット、最大921.6 kbpsのシリアルボーレート、すぐに使える多様な動作モードなどを備えており、その上他製品と比較しても低電力です。
Moxaの革新的なNetEZテクノロジーにより、MiiNePort E1シリーズは標準のシリアルインターフェースを備えた任意のデバイスをイーサネット対応デバイスにすぐに変換することができます。また、MiiNePort E1シリーズはRJ45コネクタと同サイズで、既存のシリアルデバイスに簡単に取り付けることができます。

Moxaの第二世代SoC

MiiNeは、競争力のある組み込み型のシリアル to イーサネットソリューションを製造メーカーに提供するために開発されています。MiiNeを使用したMiiNePort E1は、世界で最も小型の組み込み機器サーバの1つであり、同様の製品の中で最も消費電力が少なくなっています。MiiNeの主な特長は下記のとおりです。

●1または2ポートのシリアル to イーサネットアプリケーション用に設計
●32-bit Arm 7 coreを使用
●Moxa独自の高度なUARTテクノロジーを使用
●2MBのフラッシュメモリと4MBのSDRAMメモリを内蔵

NetEZ Technology

MiiNePort E1シリーズは、必要な統合作業を最小限に抑え使いやすくすることで、最もユーザーフレンドリーな組み込みデバイスサーバの1つになっています。これを実現するのがNetEZテクノロジーです。シリアルデバイスメーカーにイーサネット機能をシリアルデバイスに統合するための強力なツールを提供します。
EXTriggerを使用すると、ボタンを押すだけでデバイスのリセットと再起動が瞬時に行われ、トラブルシューティングが非常に簡単になります。装置のケーシングを開いたり、動作を中断する必要はありません。
MCSC(多チャンネルシリアル通信)は、マルチタスクアプリケーション用にデュアル接続とデュアルチャンネルを提供し、デバイスをサーバとクライアントとして同時に使用できるようにします。
SCM(Serial Command Mode)は、ユーザーがシリアルデバイス内部のシリアル通信を介してネットワークを構成することができるツールです。この機能は、インターネットに接続していない場合にオンサイトでトラブルシューティングを行うための別のオプションを提供します。
AutoCFGを使用すると、複数のモジュールにデフォルト設定を同時に適用するために、マス構成ソフトウェアによる自動構成が可能になります。このテクノロジーは、タイム to マーケットを短縮するだけでなく、手作業によるエラーを防止します。

主な特長

●省スペース設計の33.9 x 16.25 x 13.5 mm、RJ45コネクタと同じサイズ
●超低消費電力
●Moxaの第2世代SoCであるMiiNe採用
●NetEZテクノロジーで統合が非常に容易
●リアルCOM、RFC2217、TCP、UDPなどの多彩な動作モード

本体