1ポート CANopen/J1939-to-PROFINETゲートウェイNEWMGate 5123シリーズ
1ポート CANopen/J1939-to-PROFINETゲートウェイ
産業用イーサネットゲートウェイMGate 5123シリーズは、CANopenもしくはJ1939をPROFINETネットワーク通信に変換します。MGate 5123シリーズをCANopenまたはJ1939 masterとして使用して、データを収集し、PROFINET IOコントローラとデータ交換することで、既存のCANopenまたはJ1939デバイスをPROFINETネットワークに統合することができます。金属製ハウジングを使用したコンパクトかつ堅牢な設計で、DINレールへの取付けに対応しています。この堅牢な設計は、ファクトリーオートメーションおよびその他のプロセスオートメーション産業などの産業アプリケーションに最適です。
簡単な設定
MGate 5123シリーズはWebコンソールを搭載しており、追加のユーティリティをインストールすることなく簡単に設定できます。さらに、通信のHTTPS暗号化でより高度なネットワークセキュリティを保証します。
殆どのデータ取得アプリケーションでは、CANopenデバイスの設定に時間とコストがかかります。MGate 5123シリーズはEDSファイルインポート機能を備えており、CANopenデバイスをオートスキャンし、設定を迅速に完了することができます。また、CANbusの終端抵抗をソフトウェアで設定でき、シャーシを開ける必要がなく、労力を軽減することができます。
迅速なトラブルシューティング
MGate 5123シリーズは、LEDインジケータやプロトコル診断、トラフィック監視、タグビューなど、トラブルシューティングにかかる時間とコストを削減する様々なメンテナンス機能を提供します。これらのツールを使用することで、データを収集およびチェックし、特にインストール段階で問題の根本的原因を容易に特定することができます。さらに、MGate 5123シリーズはステータス監視と故障保護機能も備えています。ステータス監視機能は、CANデバイスが切断された場合や応答がない場合にPLC/DCS/SCADAシステムに通知します。この場合、プロセスPLC/DCSは各エンドデバイスのステータスを取得し、アラームでオペレータに通知します。故障保護機能は、ホストが切断された場合に、ユーザーが事前に定義したアクションを実行し、エンドデバイスが長時間オフラインになるのを防ぎます。
特長
• CANopenおよびJ1939からPROFINETおよびSNMPへの同時プロトコル変換
• PROFINET I/OデバイスおよびSNMPエージェントをサポート
• CANopen MasterおよびJ1939をサポート
• イーサネットカスケードとデュアルサブネットで柔軟な導入を実現
• トラブルシューティングを容易にする組込みトラフィック監視/診断情報
• Webベースコンソールによる簡単なデバイス設定
• 設定のバックアップ/複製用microSDカード
• デュアル冗長DC電源入力および1 x リレー出力をサポート
• 2 kV絶縁保護付きCANポート
• 動作温度範囲: -40 ~ 75 °C (ワイド温度モデル)
• IEC 62443-4-2に準拠した開発、Secure Boot搭載
イーサネットインターフェース | |
10/100BaseT(X)ポート (RJ45コネクタ) | 2 オートMDI/MDI-Xコネクション |
磁気絶縁保護 | 1.5 kV (ビルトイン) |
イーサネットソフトウェア | |
プロトコル | PROFINET IOデバイス |
設定オプション | Webコンソール (HTTPS), Device Search Utility (DSU) |
マネジメント | ARP, DHCPクライアント, DNS, HTTP, HTTPS, SMTP, SNMP Trap, SNMPv1/v2c/v3, TCP/IP, UDP |
MIB | RFC1213 |
タイムマネジメント | NTPクライアント |
セキュリティ機能 | |
認証 | Local database |
暗号化 | HTTPS, AES-128, AES-256, SHA-256 |
セキュリティプロトコル | SNMPv3, SNMPv2c Trap, HTTPS (TLS 1.3) |
CANインターフェース | |
ポート数 | 1 |
コネクタ | スプリングタイプユーロブロックターミナル |
規格 | ISO 11898-2 |
ボーレート | CANopen: 10 kbps, 20 kbps, 50 kbps, 125 kbps, 250 kbps, 500 kbps, 800 kbps, 1 Mbps J1939: 250 kbps, 500 kbps, 1 Mbps |
ターミネータ | 120 Ω, ソフトウェアで設定可能 |
信号 | CAN_H, CAN_L, GND, Ext_CAN_H, Ext_CAN_L, CAN_Shield |
CANソフトウェア | |
プロトコル | CANopen master, J1939 |
CANopen | |
モード | Master |
最大ノード数 | 64 |
最大受信PDO数 | 256 |
最大送信PDO数 | 256 |
SDO | 有 |
入力データサイズ | 2048 bytes |
出力データサイズ | 2048 bytes |
J1939 | |
最大コマンド数 | 256 |
入力データサイズ | 2048 bytes |
出力データサイズ | 2048 bytes |
PROFINET | |
モード | IOデバイス class B |
最大接続マスタ数 | 2 x IOコントローラ (共有デバイス) |
入力データサイズ | 1440 bytes (bytes/ IOコントローラ, 合計: 2880 bytes) |
出力データサイズ | 1440 bytes (bytes/ IOコントローラ, 合計: 2880 bytes) |
メモリ | |
microSDスロット | 最大32 GB (SD 2.0互換) |
電源 | |
入力電圧 | 12 ~ 48 VDC |
入力電流 | 455 mA (最大) |
電源コネクタ | スプリングタイプユーロブロックターミナル |
リレー | |
接点電流定格 | 許容電流: 2 A @ 30 VDC |
外形 | |
ハウジング | メタル |
IP定格 | IP30 |
寸法 | 25 x 90 x 129.6 mm |
重量 | 294 g |
環境 | |
動作温度 | MGate 5123: -10 ~ 60 °C MGate 5123-T: -40 ~ 75 °C |
保管温度 (外装含む) | -40 ~ 85 °C |
相対湿度 | 5 ~ 95% (結露なきこと) |
規格および認証 | |
安全 | EN 61010-2-201, UL 61010-2-201 |
EMC | EN 61000-6-2/-6-4 |
EMI | FCC Part 15B Class A |
EMS | IEC 61000-4-2 ESD: Contact: 8 kV; Air: 15 kV IEC 61000-4-3 RS: 80 MHz ~ 1 GHz: 10 V/m IEC 61000-4-4 EFT: Power: 4 kV; Signal: 2 kV IEC 61000-4-5 Surge: Power: 2 kV; Signal: 2 kV IEC 61000-4-6 CS: 150 kHz ~ 80 MHz: 10 V/m; Signal: 10 V/m IEC 61000-4-8 PFMF |
落下 | IEC 60068-2-31 |
衝撃 | IEC 60068-2-27 |
振動 | IEC 60068-2-6, IEC 60068-2-64 |
MTBF | |
時間 | 1,408,984 時間 |
規格 | Telcordia SR332 |
保証 | |
保証期間 | 5年 |
本体
MGate 5123 | 1ポート CANopen/J1939-to-PROFINETゲートウェイ, 動作温度: -10 ~ 60 ℃ |
MGate 5123-T | 1ポート CANopen/J1939-to-PROFINETゲートウェイ, 動作温度: -40 ~ 75 ℃ |