産業用 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ワイヤレス AP/ブリッジ/クライアントNEWAWK-3252Aシリーズ
IEEE802.11a/b/g/n/ac サポート
PoE(Power-over-Ethernet)をサポート
ローミングの切り替え速度(ハンドオーバ時間)が150ms以内のTurbo Roamingに対応
ワイド温度範囲モデル
産業用 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ワイヤレス AP/ブリッジ/クライアント
AWK-3252Aシリーズは、最大1.267 Gbpsの集約データレートでIEEE 802.11acをサポートし、より高速なデータ通信のニーズに応えることができる3-in-1産業用ワイヤレスAP/ブリッジ/クライアントです。また動作温度、電源入力電圧、サージ、ESD、振動等の多くの産業用規格と認証に準拠しています。さらに電源においては、信頼性を高める2つの冗長DC電源入力とPoE経由の供給により、柔軟な導入に貢献します。2.4 GHz帯または5 GHz帯のどちらでも動作し、既存の802.11a/b/g/nとの下位互換性があるため、将来にわたるワイヤレスインフラとしての導入が可能です。
先進的802.11ac産業用ワイヤレスソリューション
• 802.11a/b/g/n/ac準拠、柔軟な導入が可能なAP/ブリッジ/クライアント
• 5 GHzチャンネルの選択範囲を拡大し、既存のワイヤレスインフラからの干渉を回避できるDFSチャンネルに対応
先進的ワイヤレス技術
• クライアントベースのTurbo Roaming*によるシームレスなローミングでAP間でのローミングリカバリタイム150ミリ秒未満を実現可能 (クライアントモード)
産業用製品としての高い耐久性
• 外部の電気的干渉からの保護を提供するアンテナと電源の絶縁機能の統合
• 過酷な環境下でもスムーズなワイヤレス通信を可能にする動作温度範囲-40 ~ 75 °C対応モデル (-Tモデル)
* Turbo Roamingリカバリタイムは、干渉のない20 MHz RFチャンネル、WPA2-PSKセキュリティ、およびデフォルトのTurbo Roamingパラメータで設定されたAPに全体にわたり、最適化された条件で記録されたテスト結果の平均です。クライアントは、100 Kbpsのトラフィック負荷で3チャンネルローミングが設定されています。他の条件もまた、ローミング性能に影響を及ぼす可能性があります。Turbo Roamingパラメータ設定の詳細については、製品マニュアルを参照してください。
主な特長
• IEEE 802.11a/b/g/n/ac Wave 2準拠 AP/ブリッジ/クライアント
• 最大1.267 Gbpsの集約データレートを備えた同時デュアルバンドWi-Fi
• 最新のWPA3暗号化でワイヤレスネットワークセキュリティを強化
• 国もしくは地域コードの設定でより柔軟な導入が可能なユニバーサル (UN)モデル
• ネットワークアドレス変換 (NAT)を使用した簡単なネットワーク設定
• ミリ秒レベルのクライアントベースのTurbo Roaming*
• 2.4 GHzおよび5 GHzバンドパスフィルタ内蔵で安定した接続を実現
• ワイド温度モデル: -40 ~ 75 °C (-Tモデル)
• 統合アンテナ絶縁
* Turbo Roamingリカバリタイムは、干渉のない20 MHz RFチャンネル、WPA2-PSKセキュリティ、およびデフォルトのTurbo Roamingパラメータで設定されたAPに全体にわたり、最適化された条件で記録されたテスト結果の平均です。クライアントは、100 Kbpsのトラフィック負荷で3チャンネルローミングが設定されています。他の条件もまた、ローミング性能に影響を及ぼす可能性があります。Turbo Roamingパラメータ設定の詳細については、製品マニュアルを参照してください。
WLANインターフェース | |
WLAN規格 | 2.4 GHz: 802.11b/g/n with 256 QAM対応 5 GHz: 802.11a/n/ac Wave 2 with 256 QAM対応 |
USモデルの周波数帯域 (20 MHz動作チャンネル) | AWK-3252A USモデルのみ: 2.412 ~ 2.462 GHz (11チャンネル) 5.180 ~ 5.240 GHz (4チャンネル) 5.260 ~ 5.320 GHz (4チャンネル)** 5.500 ~ 5.700 GHz (11チャンネル)** 5.745 ~ 5.825 GHz (5チャンネル) |
UNモデルの周波数帯域 (20 MHz動作チャンネル) | AWK-3252A UNモデルのみ: 2.412 ~ 2.484 GHz (14チャンネル) 5.180 ~ 5.240 GHz (4チャンネル) 5.260 ~ 5.320 GHz (4チャンネル)** 5.500 ~ 5.700 GHz (11チャンネル)** 5.745 ~ 5.825 GHz (5チャンネル) 利用可能なチャンネルは設定された国もしくは地域コードによって異なります。 |
ワイヤレスセキュリティ | WEP暗号化 (64ビット/128ビット) WPA/WPA2/WPA3-エンタープライズ (IEEE 802.1X/RADIUS, TKIP, AES) WPA/WPA2/WPA3-パーソナル |
通信レート | 2.4 GHz: 802.11b: 1 ~ 11 Mbps 802.11g: 6 ~ 54 Mbps 802.11n: 6.5 ~ 400 Mbps |
5 GHz: 802.11a: 6 ~ 54 Mbps 802.11n: 6.5 ~ 300 Mbps 802.11ac: 6.5 ~ 867 Mbps |
|
802.11aの送信電力 (デュアルチェーン) | 25 ± 1.5 dBm @ 6 Mbps 23 ± 1.5 dBm @ 54 Mbps |
802.11nの送信電力 (5 GHz, デュアルチェーン) | 25 ± 1.5 dBm @ MCS0 20 MHz 22 ± 1.5 dBm @ MCS7 20 MHz 24 ± 1.5 dBm @ MCS0 40 MHz 22 ± 1.5 dBm @ MCS7 40 MHz |
802.11acの送信電力 (デュアルチェーン) | 25 ± 1.5 dBm @ MCS0 20 MHz 22 ± 1.5 dBm @ MCS8 20 MHz 24 ± 1.5 dBm @ MCS0 40 MHz 21 ± 1.5 dBm @ MCS9 40 MHz 23 ± 1.5 dBm @ MCS0 80 MHz 20 ± 1.5 dBm @ MCS9 80 MHz |
802.11bの送信電力 (デュアルチェーン) | 29 ± 1.5 dBm @ 1 Mbps 29 ± 1.5 dBm @ 11 Mbps |
802.11gの送信電力 (デュアルチェーン) | 29 ± 1.5 dBm @ 6 Mbps 26 ± 1.5 dBm @ 54 Mbps |
802.11nの送信電力 (2.4 GHz, デュアルチェーン) | 28 ± 1.5 dBm @ MCS0 20 MHz 25 ± 1.5 dBm @ MCS7 20 MHz 28 ± 1.5 dBm @ MCS0 40 MHz 25 ± 1.5 dBm @ MCS7 40 MHz |
802.11aの受信感度 (5.680 GHzで測定) | Typ. -88 dBm @ 6 Mbps Typ. -72 dBm @ 54 Mbps |
802.11nの受信感度 (5 GHz; 5.680 GHzで測定) | Typ. -88 dBm @ MCS0 20 MHz Typ. -68 dBm @ MCS7 20 MHz Typ. -84 dBm @ MCS0 40 MHz Typ. -66 dBm @ MCS7 40 MHz |
802.11acの受信感度 | Typ. -88 dBm @ MCS0 20 MHz Typ. -65 dBm @ MCS8 20 MHz Typ. -85 dBm @ MCS0 40 MHz Typ. -60 dBm @ MCS9 40 MHz Typ. -81 dBm @ MCS0 80 MHz Typ. -55 dBm @ MCS9 80 MHz |
802.11bの受信感度 (2.437 GHzで測定) | Typ. -96 dBm @ 1 Mbps Typ. -88 dBm @ 11 Mbps |
802.11gの受信感度 (2.437 GHzで測定) | Typ. -90 dBm @ 6 Mbps Typ. -74 dBm @ 54 Mbps |
802.11nの受信感度 (2.4 GHz; 2.437 GHzで測定) | Typ. -90 dBm @ MCS0 20 MHz Typ. -70 dBm @ MCS7 20 MHz Typ. -87 dBm @ MCS0 40 MHz Typ. -69 dBm @ MCS7 40 MHz |
WLAN動作モード | アクセスポイント, クライアント, クライアントルータ, マスタ, スレーブ, スニファ |
アンテナ | 2/2 dBi, 無指向性 (外部アンテナ) |
アンテナコネクタ | 2 RP-SMAメス |
イーサネットインターフェース | |
規格 | IEEE 802.3 for 10BaseT IEEE 802.3u for 100BaseT(X) IEEE 802.3ab for 1000BaseT(X) IEEE 802.3af for PoE IEEE 802.3at for PoE IEEE 802.1Q for VLAN Tagging IEEE 802.1X for authentication |
10/100/1000BaseT(X)ポート (RJ45コネクタ) | 1 |
PoEポート (10/100/1000BaseT(X), RJ45コネクタ) | 1 |
イーサネットソフトウェア | |
マネジメント | DHCPクライアント, DNS, HTTP, IPv4, LLDP, SMTP, SNMPv1/v2c/v3, Syslog, TCP/IP, Telnet, UDP, VLAN, MXconfig |
ルーティング | ポートフォワーディング, スタティックルート, NAT |
セキュリティ | HTTPS/SSL, RADIUS, SSH |
タイムマネジメント | SNTPクライアント |
ファイアウォール | |
フィルタ | ICMP, MACアドレス, IPプロトコル, ポートベース |
シリアルインターフェース | |
コンソールポート | RS-232, 8ピン RJ45 |
USBインターフェース | |
ストレージポート | USB Type A |
LEDインターフェース | |
LEDインジケータ | PWR1, PWR2, PoE, SYS, 2.4G, 5G, LAN1, LAN2 |
入出力インターフェース | |
デジタル入力 | 2 最大入力電流: 8 mA +13 ~ +30 V for state 1 +3 ~ -30 V for state 0 |
アラーム接点チャンネル | リレー出力, 許容電流: 1 A @ 24 VDC |
ボタン | リセットボタン |
外形 | |
ハウジング | メタル |
IP定格 | IP30 |
寸法 | 45 x 130 x 100 mm |
重量 | 700 g |
設置・取付 | DINレールマウンティング, ウォールマウンティング (オプション) |
電源 | |
入力電流 | 12 ~ 48 VDC, 2.2 ~ 0.5 A |
入力電圧 | 12 ~ 48 VDC, 冗長デュアル入力, 48 VDC Power-over-Ethernet |
電源コネクタ | 1 リムーバブル 10端子 ターミナルブロック |
消費電力 | 28.4 W (最大) |
環境 | |
動作温度 | 標準モデル: -25 ~ 60 °C ワイド温度モデル: -40 ~ 75 °C |
保管温度 (外装含む) | -40 ~ 85 °C |
相対湿度 | 5 ~ 95 % (結露なきこと) |
規格および認証 | |
EMC | EN 61000-6-2/-6-4, EN 55032/35 |
EMI | CISPR 32, FCC Part 15B Class A |
EMS | IEC 61000-4-2 ESD: Contact: 8 kV; Air: 15 kV IEC 61000-4-3 RS: 80 MHz ~ 1 GHz: 10 V/m IEC 61000-4-4 EFT: Power: 2 kV; Signal: 2 kV IEC 61000-4-5 Surge: Power: 2 kV; Signal: 1 kV IEC 61000-4-6 CS: 10 V/m IEC 61000-4-8 PFMF: 30 A/m |
安全 | IEC 60950-1, IEC 62368-1, UL 62368-1 |
ハザードロケーション | ATEX, Class I Division 2, IECEx |
道路車両 | E mark E1 |
振動 | IEC 60068-2-6 |
無線 | EN 300 328, EN 301 489-1/17, EN 301 893, ANATEL, FCC, MIC, NCC, RCM, SRRC, WPC, KC, IC |
MTBF | |
時間 | 653,801 時間 |
規格 | Telcordia SR332 |
保証 | |
保証期間 | 5年 |
* Turbo Roamingリカバリタイムは、干渉のない20 MHz RFチャンネル、WPA2-PSKセキュリティ、およびデフォルトのTurbo Roamingパラメータで設定されたAPに全体にわたり、最適化された条件で記録されたテスト結果の平均です。クライアントは、100 Kbpsのトラフィック負荷で3チャンネルローミングが設定されています。他の条件もまた、ローミング性能に影響を及ぼす可能性があります。Turbo Roamingパラメータ設定の詳細については、製品マニュアルを参照してください。
** DFS (動的周波数選択)チャンネルのサポート: APモードでは、レーダー信号が検出されると、デバイスは自動的に別のチャンネルに切り替わります。しかし、規制によると、チャンネルを切り替えた後、サービスを開始する前に60秒の利用可能性チェック期間が必要です。
本体
AWK-3252A-UN | 産業用 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ワイヤレス AP/ブリッジ/クライアント, UNバンド, 動作温度: -25 ~ 60 ℃ |
AWK-3252A-UN-T | 産業用 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ワイヤレス AP/ブリッジ/クライアント, UNバンド, 動作温度: -40 ~ 75 ℃ |
AWK-3252A-US | 産業用 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ワイヤレス AP/ブリッジ/クライアント, USバンド, 動作温度: -25 ~ 60 ℃ |
AWK-3252A-US-T | 産業用 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ワイヤレス AP/ブリッジ/クライアント, USバンド, 動作温度: -40 ~ 75 ℃ |
技術コラム
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