Arm® Cortex™-A7 デュアルコア 1 GHzプロセッサおよびAzure IoT Edgeソフトウェア搭載 アドバンスIIoTゲートウェイNEWAIG-302シリーズ
Arm® Cortex™-A7 デュアルコア 1 GHzプロセッサおよびAzure IoT Edgeソフトウェア搭載アドバンスIIoTゲートウェイ
アドバンスIIoTゲートウェイAIG-302シリーズは、Modbus RTU/ASCII/TCPデバイスをAzureやMQTTプラットフォームなどに接続します。Modbus TCPサーバモードをサポートし、クラウドプラットフォームとローカルSCADAシステムへのデータの同時送信も可能です。
Azure IoT Edgeでエッジコンピューティング機能を強化
AIG-302シリーズは、Azure IoT Edgeをサポートし、エッジコンピューティング機能、帯域幅コストの削減、柔軟性および拡張性、Azureサービスとのシームレスな統合、管理とアップデートの容易さなど、多くのメリットをもたらします。具体的には、ローカルでデータを処理することで、迅速な応答と低遅延を実現するだけでなく、ネットワーク帯域幅の使用量を効果的に減らしてコストも削減します。さらに、Azure IoT Edge を搭載するAIG-302シリーズのモジュール設計により、システムの柔軟性と拡張性が向上します。同時に、Azure クラウドサービスとのシームレスな統合により、クラウド機能をエッジデバイスに簡単に拡張できます。
コーディング不要、すぐに使用可能なデータ前処理機能を内蔵
エネルギー管理システムは、主に平均発電量やエネルギー効率などのデータを収集します。このデータは、現場の状況を表示し、エネルギー動向を観察し、その使用を最適化するために使用されます。ほとんどのエネルギー管理システムは意味のあるデータを必要とするため、現場のゲートウェイはエッジで収集されたデータを事前に処理する必要があります。アプリケーションによっては、収集したデータを前処理した後、短時間でアクションを実行する必要があります。AIG-302シリーズは直感的なUIを採用しており、簡単にデータを扱うことができます。
セキュアなリモートアクセスでメンテナンスコストを削減
AIG-302シリーズは、プロトコルステータスの問題を診断し、トラフィックパケットをキャプチャおよび分析するための強力なトラブルシューティングツールを搭載しており、エンジニアは問題の根源をリモートで特定し、運用を迅速に正常に戻すことができます。さらに、AIG-302シリーズはセキュアなリモートアクセスを提供するため、メンテナンスエンジニアは時間と労力を大幅に節約し、エネルギー管理システムにおけるダウンタイムを削減することができます。
セキュリティ問題の検出に最適化されたセキュリティダッシュボード
セキュリティダッシュボードは、デバイススキャンを利用してアカウント設定管理、アプリケーションネットワーキング、アプリケーションリソースの使用状況の監視、製品証明書の展開、サービス設定の変更、システムステータスのチェックなど、さまざまな角度から潜在的なサイバーセキュリティの脅威を特定します。脅威が検出されると、問題を解決するための緩和策が推奨されます。
外観
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AIG-302-T-AZU-LX
AIG-302 US, EU, AP, CNモデル
主な特長
• 汎用MQTTクライアントをサポ-トし、Azureクラウド統合向けにデバイスSDKを組込んだMQTT接続をサポート
• Modbus RTU/ASCII/TCPクライアントをサポート
• Modbus TCPサーバをサポート
• Azure IoT Edgeをサポート
• トラブルシューティングを容易にする組込みネットワークトラフィック監視/診断ツール
• ソフトウェアアップグレード中のシステム障害を防ぐ強固なOTA機能
• 悪意のあるソフトウェアインジェクション攻撃を防ぐセキュアブートを搭載
• 動作温度範囲: -40 ~ 70 °C
• LTE Cat. 4 US、EUおよびAPACモデル
| コンピュータ | |
| CPU | Armv7 Cortex-A7 デュアルコア 1 GHz |
| DRAM | 2 GB DDR3L |
| プリインストールストレージ | 32 GB eMMC |
| プリインストールOS | Moxa Industrial Linux (Debian 11, カーネル 5.10.x) |
| サポートタグ数 | 3000 |
| コンピュータインターフェース | |
| TPM | TPM v2.0 |
| USB 2.0 | USB 2.0 hosts x 1, type-Aコネクタ |
| Wi-Fiアンテナコネクタ | RP-SMA x 2 (AIG-302-T-AZU-LXを除く) |
| セルラーアンテナコネクタ | SMA x 2 (AIG-302-T-AZU-LXを除く) |
| GPSアンテナコネクタ | SMA x 1 (AIG-302-T-AZU-LXを除く) |
| 拡張スロット | mPCIeスロット x 1 (AIG-302-T-AZU-LXを除く) |
| ボタン | リセットボタン 工場出荷時の設定にリセット |
| デジタル入力 | DI x 4 |
| デジタル出力 | DO x 4 |
| SIM数 | 2 |
| SIMフォーマット | Nano (AIG-302-T-AZU-LXを除く) |
| イーサネットインターフェース | |
| 磁気絶縁保護 | 1.5 kV (ビルトイン) |
| 10/100/1000BaseT(X)ポート (RJ45コネクタ) | 2 |
| イーサネットソフトウェア | |
| プロトコル | Modbus TCP クライアント/サーバ, 汎用MQTT, Azure IoT Device, Azure IoT Edge |
| 設定オプション | Webコンソール (HTTP/HTTPS), AIG QuickON |
| 時刻管理 | NTP サーバ/クライアント, GPS |
| セキュリティ | OpenVPNクライアント, SSH, HTTPS/SSL, TLS, ファイアウォール |
| シリアルインターフェース | |
| コンソールポート | 1 x 4ピンヘッダ |
| ポート数 | 2 |
| コネクタ | DB9 オス |
| ボーレート | 300 bps ~ 921.6 kbps |
| データビット | 7, 8 |
| フロー制御 | ADDC (自動データ方向制御) for RS-485, RTS/CTS, XON/XOFF |
| パリティ | None, Even, Odd, Space, Mark |
| ストップビット | 1, 2 |
| シリアル信号 | |
| RS-232 | TxD, RxD, RTS, CTS, DTR, DSR, DCD, GND |
| RS-422 | Tx+, Tx-, Rx+, Rx-, GND |
| RS-485-2w | Data+, Data-, GND |
| シリアルソフトウェア | |
| プロトコル | Modbus RTU/ASCIIマスタ |
| CANインターフェース | |
| ポート数 | 1 |
| コネクタ | DB9 オス |
| ボーレート | 10 ~ 1000 kbps |
| プロトコル | CAN 2.0A, CAN 2.0B |
| 信号 | CAN_H, CAN_L, CAN_GND, CAN_SHLD, CAN_V+, GND |
| シリアル絶縁 | 2 kV (ビルトイン) |
| デジタル入力 | |
| コネクタ | スプリングタイプユーロブロックターミナル |
| センサタイプ | ウェットコンタクト(NPN), ドライコンタクト |
| ドライコンタクト | Off: open, On: short ~ GND |
| ウェットコンタクト (DI to COM) | On: 10 ~ 30 VDC, Off: 0 ~ 3 VDC |
| シリアル絶縁 | 3K VDC |
| デジタル出力 | |
| コネクタ | スプリングタイプユーロブロックターミナル |
| 電流定格 | チャンネルあたり200 mA |
| I/Oタイプ | シンク |
| 電圧 | 公称 24 VDC, オープンコレクタ 30 VDC |
| セルラーインターフェース | |
| セルラー規格 | LTE Cat. 4 |
| バンドオプション (US) | LTE Band 2 (1900 MHz) / LTE Band 4 (1700 MHz) / LTE Band 5 (850 MHz) / LTE Band 12 (700 MHz) / LTE Band 13 (700 MHz) / LTE Band 14 (700 MHz) / LTE Band 66 (1700 MHz) / LTE Band 71 (600 MHz) UMTS/HSPA 850 MHz / 1900 MHz 認証キャリア: Verizon, AT&T |
| バンドオプション (EU) | LTE Band 1 (2100 MHz) / LTE Band 3 (1800 MHz) / LTE Band 7 (2600 MHz) / LTE Band 8 (900 MHz) / LTE Band 20 (800 MHz) UMTS/HSPA 900 MHz / 1800 MHz / 2100 MHz |
| バンドオプション (APAC) | LTE Band 1 (2100 MHz) / LTE Band 3 (1800 MHz) / LTE Band 5 (850 MHz) / LTE Band 8 (900 MHz) / LTE Band 28 (700 MHz) UMTS/HSPA 850 MHz / 900 MHz / 2100 MHz |
| GPSインターフェース | |
| レシーバタイプ | GPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSS |
| 精度 | 2.0 m |
| 取得 | -147 dBm |
| 感度 | コールドスタート: -145 dBm, トラッキング: -160 dBm |
| LEDインジケータ | |
| システム | 電源 x 2, ユーザー x 1, SIMカードインジケータ x 1 |
| LAN | ポートあたり2 (10/100/1000 Mbps) |
| ワイヤレス信号強度 | セルラー/Wi-Fi x 6 |
| Azure IoT Edge | |
| サポートバージョン | v1.4.20 |
| 認証方法 | マニュアル / Connection String, DPS / Symmetric Encryption, DPS / X.509証明書, DPS / TPM |
| Azureダイレクトメソッド | Reboot, ソフトウェアアップグレード, リモートAPIインヴォケーション |
| Azureモジュールツイン | デバイス設定 |
| Moxaの機能 | カスタムペイロード, メッセージグループ |
| 汎用MQTTクライアント | |
| サポートバージョン | v3.1.1, v3.1 |
| QoSレベル | 0, 1, 2 |
| 認証方法 | ユーザー名およびパスワード |
| セキュア転送 | TLS 1.0, TLS 1.1, TLS 1.2 |
| ネイティブ機能 | Keep Alive, Retain Message, Clean Session, Will and Testament |
| Moxaの機能 | ストアアンドフォワード, カスタムペイロード, リモートAPIインヴォケーション |
| Azure IoT Device | |
| サポ-ト接続プロトコル | MQTT, MQTT over WebSockets, AMQP, AMQP over WebSockets |
| 認証方法 | Symmetric Key, X.509証明書 |
| Azureダイレクトメソッド | Reboot, ソフトウェアアップグレード, リモートAPIインヴォケーション |
| AWS IoT Core | |
| QoSレベル | 0,1 |
| 認証方法 | X.509証明書, Private Key, Trusted Root CA |
| ネイティブ機能 | Keep Alive |
| Moxaの機能 | ストアアンドフォワード, カスタムペイロード |
| ジョブ経由で呼び出し可能なコマンド | Reboot, ソフトウェアアップグレード, リモートAPIインヴォケーション |
| Modbus RTU/ASCII | |
| モード | クライアント |
| サポート機能 | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 15, 16, 23 |
| 最大コマンド数 | ポートあたり256 |
| 最大接続デバイス数 | 62 |
| Modbus TCP | |
| モード | クライアント/サーバ |
| サポート機能 | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 15, 16, 23 |
| 最大接続サーバ数 | 64 |
| 最大接続クライアント数 | 4 |
| 最大コマンド数 | 3000 |
| 電源 | |
| 電源入力数 | 冗長デュアル入力 |
| 入力電圧 | 12 ~ 48 VDC |
| 電源コネクタ | 4ピンターミナルブロック |
| 消費電力 | 12 W |
| 入力電流 | 1 A @ 12 VDC |
| 信頼性 | |
| 自動リブートトリガ | 外部WDT (ウォッチドッグタイマー) |
| 外形 | |
| ハウジング | メタル, SECC |
| 設置および取付 | DINレールマウンティング, ウォールマウンティング (オプション) |
| IP定格 | IP30 |
| 重量 | AIG-302-T-AZU-LX: 560 g, その他全モデル: 750 g |
| 寸法 | AIG-302-T-AZU-LX: 141.5 x 120 x 27 mm, その他全モデル: 141.5 x 120 x 39 mm |
| 環境 | |
| 動作温度 | AIG-302-T-AZU-LX: –40 ~ 85 °C, その他全モデル: -40 ~ 70 °C |
| 保管温度 (外装含む) | -40 ~ 85 °C |
| 相対湿度 | 5 ~ 95% (結露なきこと) |
| 衝撃 | IEC 60068-2-27 |
| 振動 | 2 Grms @ IEC 60068-2-64, ランダム波, 5 ~ 500 Hz, 1 hr per axis (USBデバイス接続なし) |
| 規格および認証 | |
| EMC | EN 55032/35, EN 61000-6-2/-6-4 |
| EMI | CISPR 32, FCC Part 15B Class A |
| EMS | IEC 61000-4-2 ESD: Contact: 4 kV; Air: 8 kV IEC 61000-4-3 RS: 80 MHz ~ 1 GHz: 10 V/m IEC 61000-4-4 EFT: Power: 2 kV; Signal: 1 kV IEC 61000-4-5 Surge: Power: 1 kV; Signal: 1 kV IEC 61000-4-6 CS: 10 V IEC 61000-4-8 PFMF |
| 安全 | UL 62368-1, EN 62368-1 |
| 無線 | NCC, KC, RCM |
| 認証キャリア | AT&T, Verizon*, PTCRB |
| RED | EN 301 489-1/19/52 EN 301 908-1 EN 303 413 EN 62311 |
| グリーン製品 | RoHS, CRoHS, WEEE |
| ハザードロケーション | Class I Division 2, ATEX |
| MTBF | |
| 時間 | AIG-302-T-AZU-LX: 1,772,745 時間, その他全モデル: 1,403,998 時間 |
| 規格 | Telcordia (Bellcore) Standard TR/SR |
| 保証 | |
| 保証期間 | 5年 |
*認証取得手続き中
本体
| AIG-302-T-AZU-LX | Arm® Cortex™-A7 デュアルコア 1 GHzプロセッサおよびAzure IoT Edgeソフトウェア搭載アドバンスIIoTゲートウェイ, 動作温度: -40 ~ 85 ℃ |
| AIG-302-T-US-AZU-LX | Arm® Cortex™-A7 デュアルコア 1 GHzプロセッサおよびAzure IoT Edgeソフトウェア搭載アドバンスIIoTゲートウェイ, プリインストールUSリージョンLTEモジュール, Wi-Fiモジュール用mPCIeスロット, 動作温度: -40 ~ 70 ℃ |
| AIG-302-T-EU-AZU-LX | Arm® Cortex™-A7 デュアルコア 1 GHzプロセッサおよびAzure IoT Edgeソフトウェア搭載アドバンスIIoTゲートウェイ, プリインストール欧州リージョンLTEモジュール, Wi-Fiモジュール用mPCIeスロット, 動作温度: -40 ~ 70 ℃ |
| AIG-302-T-AP-AZU-LX | Arm® Cortex™-A7 デュアルコア 1 GHzプロセッサおよびAzure IoT Edgeソフトウェア搭載アドバンスIIoTゲートウェイ, プリインストールAPACリージョンLTEモジュール, Wi-Fiモジュール用mPCIeスロット, 動作温度: -40 ~ 70 ℃ |


















