2020 .11.12

VIVOTEKからカメラでの⾼度なAI映像解析を可能にするSmartVCAのバージョン6.6がリリース

ライン跨ぎ検知、侵入検知、徘徊検知、持ち去り検知、置き去り検知、顔検出、混雑検知を含むAI映像解析をカメラで実現

IP監視カメラのトップブランドである VIVOTEK Inc.(本社:台湾、新北市、以下ビボテック)は、Smart VCA バージョン6.6をリリース。カメラでの⾼度なAI映像解析を可能にするSmart VCA が⼀部機種で無料で利⽤可能になりました。さらに最新のSmart VCAでは、従来のライン跨ぎ検知、侵⼊検知、徘徊検知、持ち去り検知、置き去り検知、顔検出に加え、Crowd detection(混雑検知)も可能になり、よりスマートな映像解析を実現します。
ビボテックは、カメラでの⾼度なAI映像解析を可能にするSmart VCAのバージョン6.6をリリースしました。
さらに、2020年7⽉16⽇以降、ビボテックの最上位モデルSupremeシリーズの⼀部機種でSmart VCAが無料で利⽤可能になりました。

ビボテック⽇本語ウェブサイト:https://www.vivotek.com/website/jp/
ビボテック総合ウェブサイト :https://www.vivotek.com/

 

Smart VCA無償化の対象モデル

固定ドーム型カメラ: FD9165-HT, FD9365-EHTV, FD9365-HTV, FD9365-HTVL, FD9165-HT-A,
FD9365-HTV-A, FD9365-EHTV-A, FD9391-EHTV
バレット型カメラ: IB9365-EHT, IB9365-HT, IB9365-HT-A, IB9365-EHT-A, IB9391-EHT
全⽅位カメラ : FE9191, FE9391-EV
180°パノラマカメラ:MS9321-EHV

対象機種詳細:
https://www.vivotek.com/news/press-releases/182/license-free-smart-vca-supreme-cameras

 

上記のモデルでは、Smart VCAをv6.6以上にアップグレードすることで、ライセンスファイルのアップデートなしで、ディープラーニングベースの映像解析を無料で利⽤できます。

 

最新のVIVOTEK Smart VCA(v6.6)には、以下の映像解析機能が搭載されています。

 

♦ビボテックのSmart VCAのコアとなる、ディープラーニングテクノロジー

ビボテックのスマートVCAのコアは、従来の設計と⽐較して、より⾼い精度で⼈の検知が可能なディープラーニングAIエンジンです。このAIエンジンは、ビボテックのセキュリティ監視分野での豊富な経験と膨⼤な画像データベースを活⽤し、ニューラルネットワークを⽤いた⼈の検知エンジンとして開発されました。⼈間のシルエットを蓄積したデータベースと、事前に学習されたディープラーニングモデルによる迅速な応答により、監視エリア内にいる⼈を瞬時に認識することができます。
ビデオ監視では通常、主な監視対象は⼈であるため、通過する⾞両、動物、草⽊の揺れなど、紛らわしいオブジェクトを監視対象から排除し、⼈間の動きのみがイベントトリガーとして機能する⼈の検知機能は⼤変効果的です。また、これによりカメラの設定にかかる時間や労⼒、さらには誤報の削減ができる点でも⾮常に効率的です。

 

♦マルチイベントルール

マルチイベントには、侵⼊、徘徊、ライン跨ぎ、物の置き去り、持ち去り、顔の検出、混雑検知といった複数のルールがあります。これらのルールは、⼀般的なセキュリティ監視⽤途に求められる要件のほとんどをカバーしており、1台のカメラに複数のルールを設定することができます。

 

♦最新のVIVOTEK Smart VCA(v6.6)に搭載された7つのビデオアナリティクス機能

 

侵入検知

ビボテックの侵⼊検知では、カメラビュー内の仮想エリアに出⼊りする⼈を検知することができます。
監視⽤途例)
– 営業時間外に銀⾏の⾦庫や学校に⼈が⼊ったことを検知
– ⾮常⼝や⾮常⽤通路から⼈が出たことを検知

 

徘徊検知

ビボテックの徘徊検知では、事前に設定された時間よりも⻑く1つのエリアに留まっている⼈を検出することができます。
監視⽤途例)
– ATM付近でうろついている⼈を検知
– 盗難が多いエリアでうろついている⼈を検知

 

ライン跨ぎ検知

ビボテックのライン跨ぎ検知では、仮想ラインを越えて移動する⼈を検知することができます。
監視⽤途例)
– 私道、⼊⼝、出⼝に侵⼊する⼈を検知
– フェンスで囲まれた境界で、以下を検知
(1) 境界に近づく⼈物
(2) 境界を越えた⼈物

 

置き去り検知

ビボテックの置き去り検知では、所有者のいない物体や置き去りにされた物体を検出します。
監視⽤途例)
– ⾮常⼝の前に置かれた物体を検出
– 地下鉄の線路やホーム、橋の上、銀⾏のロビーに等に放置されている物体を検出

 

持ち去り検知

ビボテックの持ち去り検知では、事前に定義された物体の持ち去りを検出します。
監視⽤途例)
– 持ち去り検知機能を使⽤して、役所、コンピュータ室、科学研究所など盗難リスクの⾼いエリアを監視

 

顔検出

ビボテックの顔検出は、カメラに写っている⼈の顔を検出して追跡します。
監視⽤途例)
– 検出して得られた顔の情報は、監視や証拠として使⽤可能

 

混雑検知

ビボテックの混雑検知では、特定のエリアにどれだけの⼈がいるかを識別することができます。様々な店舗や施設でのソーシャルディスタンスの確保、混雑管理をインテリジェントに⽀援します。
監視⽤途例)
– エリア内の⼈の数が設定された数以上になると混雑を検知して、イベントを通知
– ⼀度に最⼤1⼈までしか⼊れないエリアの監視

 

ビボテックのSmart VCAは、従来のフレーム間差分ベースのビデオモーション検知と⽐べ、ユーザーにとってより有益な情報をカメラで収集することができます。また、カメラ内で動作するアプリケーションであるSmart VCAは、帯域幅とストレージの使⽤量削減にも役⽴ちます。
このような映像分析機能を搭載したカメラでは、ビデオフレームを記録するだけでなく、映像内で発⽣しているイベントをインテリジェントに認知することができ、VCAメタデータによって録画した映像の迅速な検索が可能になるため、効率性の向上、オペレーターの作業負荷軽減を図ることができます。
多様な監視ニーズに応える豊富なルールと簡単設定が魅⼒のビボテックのSmart VCAで、より安全な環境づくりを。