2022 .3.23

NAT-102シリーズで複雑なIP管理を過去のものに

 

IIoTとIndustry 4.0の台頭に伴い、生産システムは全てのデバイスがシームレスに接続される未来へと向かっています。全ての生産プロセスからのデータは、リアルタイムで利用可能であることが求められます。これは、これらのシステムが中央管理システムに接続される必要があることを意味します。しかし、新しいネットワークデバイスを既存のインフラストラクチャに統合するには、大きな課題が伴います。IP設定の実行は複雑でエラーが発生し易く、セキュリティの脆弱性が常に懸念事項となるのです。

 

Moxaのネットワークアドレス変換(NAT)デバイス NAT-102シリーズは、既存のネットワークインフラストラクチャ内のマシンのIP設定を簡略化し、ファクトリーオートメーション環境に基本的なサイバーセキュリティ保護を提供するよう設計されています。

 

なぜNAT-102シリーズなのか?

 

NAT-102シリーズのアドバンテージ

通常、生産現場のデバイスはインターネットから分離されています。外部の管理センターに接続する場合、使用可能な外部のIPアドレスプールが少なく、オートメーションの専門家がIP設定に不慣れなため、全てのデバイスのIPアドレス管理は困難なものになります。結果として、中央管理のために施設のネットワーク接続を再設計する場合やマシンを新たに追加する際に、ネットワーク管理者はIPアドレス競合が原因のネットワーク障害に頻繁に悩まされます。

 

 

システムインテグレータの方へ

個々のデバイスのIPアドレスの設定および管理に多くの時間や労力を費やしていませんか?ネットワークアクセス制御の構築が頭痛の種になっていませんか?

NAT-102シリーズを使用すれば・・・
• ITに関する専門知識がなくてもIPアドレス管理を簡略化できます。
• 生産ライン拡張のために既存のネットワークトポロジを動的に変更できます。
• 潜在的サイバーセキュリティの脅威を防ぐネットワークアクセス制御を保証できます。

 

マシンメーカーの方へ

出荷前の各マシンの設定を手動で行い、多くの時間を費やしていませんか?

NAT-102シリーズを使用すれば・・・
• マシン内に設置されたデバイスのIP設定を簡略化できます。
• お客様の現場のインフラストラクチャにより効率的にマシンを統合することができます。
• お客様に効率化されたネットワークアクセス制御を提供できます。

 

NAT-102シリーズに興味のある方は、弊社営業までお気軽にお問い合わせ下さい。

 

コラムで紹介されている製品についてはこちら

Moxa 2ポート 産業用ネットワークアドレス変換(NAT)デバイス