2020 .12.15

コアな産業用PC探検隊が行く!よいモノだけを世界から(9)

コロナ禍での利用に最適! 丸洗いで常に清潔に使える医療&製造用PCキーボード

 

コロナ禍によって、従来のオフィス業務にリモートワークが導入され、在宅勤務も当たり前に行われるようになってきました。とはいえ、モノづくりの製造現場や医療現場では、まだオペレーションをリモートで行うわけにはいきません。どうしても現場で人が関与しなければならない状況です。

 

当然ですが、現場の人々は細心の注意をはらいながら作業を行う必要があります。製造機械であれ食品加工機器であれ、医療機器であれ、作業前後にしっかりと消毒をして、感染リスクを最小に抑える努力が求められます。機械を制御するタブレットやPC周辺デバイスも、アルコールやスチームで除菌したり、場合によっては洗う必要があるでしょう。

 

そこで本コラムでご紹介したいのが、ドイツに拠点をおくGETT社の防水対応キーボード「CleanType Prime Pro/Prime Pro+」【★写真1】です。なんと! 本製品は、アルコール消毒や中性洗剤で本体を丸洗いでき、効果的に感染を予防する、まさにコロナ禍で最適なキーボードなのです。

たとえば、前出の医療や食品産業などで、不特定多数の人がデバイスを触るような現場でも、しっかりと殺菌できるので安心感が高まります。キーボードは、滅菌加工済のシリコン製で、洗浄する際にはキーロックも可能。USBのコネクタ部には、専用保護キャップを付けて、浸水を防ぐことができます。

防水性能はIP68で、医療電気機器に関するEMC規格のEN60601-1-2Ed.4にも準拠しています。このキーボードはドイツ製ですが、キー表示は日本語にも対応します。

 

【★写真1】「GETT社の防水対応キーボード「CleanType Prime Pro/Prime Pro+」。IP68準拠で、水に漬けて丸洗いが可能だ。

 

ケーメックスの技術部で、キーボードの防水性能を検証しました!

 

さて、本製品の防水性能はIP68ということですが、本当に水で丸洗いしたり、スチームで熱消毒をしても大丈夫なのでしょうか? やはり実際にやってみないことには納得がいきませんよね。そこでメーカーであるGETT ASIAと、我が産業用PC探検隊の精鋭が実際に試してみることにしました!。

 

ここでいうIP68で求められる「水深」は、最低15cmより深いという条件です。具体的に等級8の試験条件は「真水の入ったタンクに浸す。水位の条件と浸水の時間は協議によるが、等級7よりも厳しい条件下で実施し、継続的な潜水状態で使用されることを考慮する必要がある」となっています。
この条件を考慮して、実際に水にどっぷりと漬けてみました。水の中でもキーボードは正常に動いています。実際にキーを押すと、ディスプレイのアプリに文字が表示されることが分かるでしょう【★動画1前半】。

次に、キーボードにアルコールを吹き付けて掃除してみました。ここでキーボードをクリーンモードにして、5秒ほどキーロックを掛けます。そしてアルコールを吹き付けて、ウエスでキーボード表面をキレイに拭きました。キーボードが押されても、キーロックを掛ければ、アプリ画面には文字が入力されないので便利ですね。キーボードを消毒できたら、あとは普通に使えます【★動画1後半】。

 

【★動画1】メーカーによる防水機能検証。

 

ただ、これだけでは面白くないので、我々はもっと過酷な条件で試験してみました。今度は高圧洗浄機で、キーボードに高温(約120℃)のスチームを浴びせます。果たして、このキーボードの運命は如何に?
結果から申し上げると、まったく問題ありませんでした。高圧スチームで滅菌してお使い頂けることが分かりました【★動画2】。ここまで厳しく使っても正常に動作するので、我々もかなり驚いてしまいました。

 

【★動画2】市販のスチームクリーナーを吹き付けて検証。

 

ほかにも、このキーボードには、いくつかの特徴があります。たとえば、5段階に輝度を調整できるバックライト付きなので、暗い場所でも利用できます。また本体背面にマグネットが付いており、壁面や装置の筐体に取り付けて、90度の角度でキー操作をすることも可能です。
このようにGETT社のCleanType Prime Pro/Prime Pro+は、コロナ禍でも安心して使えるキーボードとして、現場の強い味方になるでしょう。今回ご紹介した製品以外にも、タッチパッド付【★写真2】やテンキー付きのキーボード、完全防水のマウス【★写真3】なども用意しています。
ご興味のある方は、ぜひ弊社担当までご相談いただければ幸いです。それでは、また。

 

【★写真2】タッチパッドのついた防水キーボード。もちろん滅菌消毒や洗剤を使った丸洗いも可能。

 

【★写真3】防水マウスもラインナップ。

 

GETTの防水キーボードの詳しい仕様は製品ページでご確認いただけます。⇒こちら

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