2017 .3.31

「ODU-MAC Blue-Line」登場!

ハイパフォーマンスで、手に入れやすくなったモジュラー型コネクタ「ODU-MAC Blue-Line」」

今回は、ODUの新しいコネクタのラインアップとして「ODU-MAC Blue-Line」についてご紹介したいと思います。このODU-MAC Blue-Lineは、最近になってODUがブランドイメージを刷新するために改訂されたもので、このほかにも「White-Line」や「Silver-Line」といった別系統のラインもあります。

ODUの新しいコネクタのラインアップ「ODU-MAC Blue-Line」。
旧MAC LCシリーズをベースに、モジュールの追加や、製品仕様に関する改良を施し、求めやすい価格帯で提供。

実は、このBlue-Lineは第2回目のテーマで取りあげた、“レゴブロック”のように組み立てられるモジュラーデザインの「MAC LCシリーズ」をベースとした新しいコネクタシステムです。

モジュラーデザインは、ベースとなるガイドピン付きのフレームに、ユニット幅が1インチ単位(基本2.4㎜)の各種モジュールを、レゴブロックのように組み合わせて使えるシステムでした。これによって、多様な目的に応じて、コネクタの構成を柔軟にカスタマイズすることが可能になります。

多様な目的に応じて、コネクタの構成を柔軟にカスタマイズすることが可能なモジュラーデザイン。

最近よく話題になっているIoT関連では、さまざまな種類のデータをロギングするために、コネクタに関しても高密度なピン配置や、広い温度範囲をカバーする製品が求められるようになってきました。また従来のテレビや携帯電話などの複雑な検査ラインでは、手動着脱/自動着脱のコネクタによって、現場の手間や工数を削減したいというご要望も高まっています。

そこで今回のBlue-Lineへのラインアップ改訂にともない、さらに旧MAC LCシリーズを求めやすい価格帯でお届けし、モジュールの追加や製品自体の仕様に関しても多くの改良を施しています。

まず最も大きく変わった点としては、仕様面で着脱回数がアップしたことが挙げられるでしょう。従来のMAC LCシリーズの保証着脱回数は5000回でした。それがBlue-Lineでは、着脱回数を2倍に引き伸ばされ、10000回になっています。これは接触ピンのメッキを摩耗しないように改善したことによる効果です。

次に、組み換え可能なモジュールについても、従来の信号用・電源用・大電流用・同軸コネクタ用・圧縮空気用・高速データ伝送用、光ファイバー用(特注)に加えて、PCB用(プリント基板)モジュールなども加わり、合計18種類からチョイスできます。

たとえば、信号用モジュールでは20極/φ0.7㎜のモジュールが新たに登場しました。オスピンのプラグ側には、サイドにプロテクト用のガイドが付けられているため、もしコネクタを床などに落としても、ピンが曲がらないように、配慮されています。

新たに加わった信号用モジュール。20極/φ0.7㎜で、オスピンのプラグ側にはプロテクト用のガイドが付けられている。もしコネクタを床などに落としても、ピンが曲がらない工夫もある。

またPCB用モジュールは、表面実装用のプリント基板に直接はんだ付けします。そして、その上からフレームにプラグインされた各種コネクタモジュールを接続できる「クイックチェンジシステム」になっています。

さらにコネクタのハウジングについても、新たに改良が施されました。従来まではハウジングは金属製でしたが、今回よりプラスチック製のハウジングも加わったのです。これにより、全体の重量が軽量になり、従来よりも安価なコストでのご提供を実現しています。

このほかにも、4種類のドッキングフレームや、コネクタ同士を勘合する際のロッキングオプション(スピンドル/レバー)、ケーブルアセンブリ後でも取り外しが可能な圧着クリップ機構などは、従来の製品を踏襲していますので、安心してご利用できます。

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