2021 .8.19

【新製品】Moxa、ネットワークの相互運用性が以前よりも高速化する産業用スマートスイッチ、SDS-3016シリーズを発表

Moxaは、ネットワークの相互運用性と統合を即座に実現できるSDS-3016シリーズを新たにラインナップに加えました。新たに追加された機能には、ギガビットアップリンク、8つの追加ポート、設定が容易なIndustrial Automation (IA) プロファイルが含まれており、オートメーションエンジニアはスマートファクトリー内で増加するデータを迅速に処理することが可能になります。
SDS-3016シリーズ(製品ページ)

 

オートメーションエンジニアは、信頼性の高いプラント運用を確実に維持するために、ネットワークの健全性をますます重視しています。ネットワークの健全性を実現するには、SCADA/HMIからデータとネットワークステータスを監視することが有効で、これによりネットワークのダウンタイムを防止できます。

 

「Moxaは、産業用通信をシンプルにするために、3-2-1設計の産業用スマートスイッチ、SDS-3000シリーズを開発することを決定しました。これにより、3つの事前に設定されたIAプロトコル、2種類から選べるインストール方法、簡単に設定できるダッシュボードを利用することができます。新しいSDS-3016シリーズには、デバイスの底部に回転コード化されたDIPスイッチが追加されています。これにより、エンジニアはWebブラウザを使用せずに、プロファイルベースの設定をすばやく実行できます。」 とMoxaの製品マネージャであるElsa Liu氏は述べています。

 

このスマートスイッチは、特にIAのエンジニアやオートメーション機器メーカー向けに設計されています。IAエンジニアや自動化マシンビルダーが必要とする機能のみが含まれており、ITベースのネットワーク管理スキルは必要ありません。スマートスイッチは製造業界、特にIIoT (Industrial Internet of Things) やIndustry 4.0を採用しているマシンメーカーにとって理想的な製品です。

 

SDS-3016シリーズの主な特長

●14+2Gポートギガビットスマートイーサネットスイッチ
●3つの産業用プロトコル (EtherNet/IP、PROFINET、Modbus/TCP)に対応
●DINレールマウントとラックマウント(オプション)から選べる設置方法
●1ページのダッシュボードGUIでデバイス構成とポート診断のレポートを簡単作成
●シームレスなSCADA/HMI/NMSの統合を可能にするワンステップ設定
●RSTP/STP/MRP (クライアント) ネットワーク冗長性をサポート
●狭い場所にもフィットするコンパクトサイズ

 

製品詳細

SDS-3016シリーズ(製品ページ)