2021 .4.9
【新製品】POSITAL、世界初マイクロモーター用22mmマルチターンエンコーダ発表
電池不要で高信頼性のマルチターン測定が可能、わずか22mmのマルチターンエンコーダ
POSITALの新しい22mmマルチターンキットエンコーダは、小型モーターおよびドライブの新たな可能性を切り開きます。
これまで、小型モーター用のモーションフィードバックデバイスはシングルターンまたはインクリメンタルエンコーダに限られていましたが、POSITALの新しいコンパクトキットエンコーダは、バックアップバッテリを必要とせず、フルマルチターンの測定機能を備えています。ローテーションカウンターシステムは完全なセルフパワー型で、停電や制御システムが停止した場合でも、エンコーダのカウンター回路は作動し続け、モーターのドライブシャフトが回転したことを完全に記録することができます。電源が復旧すると、モーターの回転数を含む全回転位置が中央制御装置に転送されます。これにより、インクリメンタルエンコーダを搭載したシステムでよく見られる、機械を既知の基準状態に戻して回転数を再設定する必要がなくなりました。このような手間のかかる手順を省くことで、プロセスセキュリティの向上、効率化、運用コストの削減を図ることができます。
小型モーター専用に設計された超小型ユニット
このマルチターンキットエンコーダは、既存のモーター設計に簡単に組み込むことができ、設置やキャリブレーションの手順も簡単です。ドライブシャフトの先端には小型の永久磁石が固定され、その他の部品(小型電子機器パッケージやエネルギー自給用のWiegandセンサなど)は、モーターの後部に取り付けられています。組み立てはクリーンルームを必要とせず、通常の工場環境で行うことができます。汎用的なインターフェースであるSSIとBiSS Cに対応しています。シャフトを数回転させるだけで、モーターとセンサ間のわずかなズレを自動的に調整し、補正パラメータをメモリーに保存するキャリブレーション機能を搭載しているため、セットアップが簡単です。
主な仕様
インターフェース | プリセット機能付きBiss CおよびSSI |
電気分解能 | 最大17ビット |
回転カウント | 最大32ビット |
寸法 | 直径22mm、高さ23mm |
製品詳細
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