2026 .8.10
OTネットワーク全体の安全性を強化するMoxaのセキュリティ機能内蔵デバイス

なぜデバイスの堅牢化が必要なのか?
安全なネットワークアーキテクチャは、OT環境全体におけるサイバー脅威の封じ込めに役立ちます。しかし、ネットワークデバイス内の脆弱性は、適切に保護されないと攻撃者の侵入経路となる可能性があります。
デバイスの堅牢化は、セキュリティをデバイスの設計や機能に組み込むことでこのリスクを低減し、脆弱性が悪用されるのを防ぎます。Moxaはセキュアバイデザイン開発アプローチを通じて、この課題に取り組んでおり、設計の初期段階から製品にセキュリティ機能を組み込み、内蔵の保護メカニズムやライフサイクルにわたる脆弱性管理にも対応しています。
全てのMoxaデバイスに組み込まれているセキュリティ

セキュリティは製品開発の最初期段階から始まります。Moxaは、セキュアバイデザインというアプローチを採用しており、製品ライフサイクル全体にサイバーセキュリティ対策を取り入れることで、製品が導入される前に脆弱性を低減しています。この開発アプローチにより、Moxaのデバイスには次のような組み込みセキュリティ機能を搭載することが可能になります。
主な取り組み
・システムアーキテクチャ設計における脅威モデリング
・セキュアコーディング基準および開発ガイドライン
・製品検証へのセキュリティ要件の組み込み
・セキュリティテストおよび脆弱性スキャン

・デバイスの完全性および真正性の検証(セキュアブート)
・不要なサービスを無効化する最小機能設計
・ユーザー認証およびロールベースの権限付与
・デバイスの接続を制御するネットワークアクセス認証
・デバイスの設定および管理のための暗号化通信
※クリックで画像拡大します。

Moxaの製品は信頼性の高いセキュリティ要件を満たすよう、下記を含む国際的に認められた産業用サイバーセキュリティ基準に準拠しています。
・IEC 62443-4-1 セキュア開発ライフサイクル認証
・IEC 62443-4-2 産業用オートメーションデバイスのセキュリティ機能
・EUサイバーレジリエンス法(CRA)およびRED-DAのサイバーセキュリティ要件
・日本におけるサイバーセキュリティコンプライアンスに関するJC-STAR認証
Moxaはセキュアな開発ライフサイクルにおいてIEC 62443-4-1認証を取得した世界でも先駆的な企業の1つであり、複数の製品ラインでこの規格の認証を取得しています。これは、Moxaが世界中の産業現場向けに、安全で信頼性の高いネットワークおよび接続デバイスを提供するという取り組みを体現するものです。


サイバー脅威は絶えず進化しているため、長期にわたってデバイスのセキュリティを維持するには、継続的な脆弱性管理が不可欠です。
Moxaでは、専用の製品セキュリティインシデント対応チーム(PSIRT)を運営しており、体系的なプロセスを通じて脆弱性を管理しています。
・セキュリティアラートおよび脆弱性レポートの監視
・製品への潜在的影響の調査
・緩和策のガイダンスの作成およびファームウェアの更新(利用可能な場合)
・セキュリティアドバイザリおよび是正措置の推奨事項の公開
この体系的なアプローチにより、新たな脅威に対応し、産業用ネットワークのセキュリティを維持することができます。
安全で堅牢な産業用ネットワークの構築にご興味をお持ちの方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。


